マルセーラ・ロアイサ 著 藤原 志帆子 解説 安田 浩一 解説 常盤 未央子 翻訳 岩﨑 由美子 翻訳
ジャンル:社会・歴史
四六判、並製、224ページ
価格:¥ 1,800+税
ISBN 978-4-907239-20-6
日本で人身取引(ヒューマン・トラフィッキング)被害にあったコロンビア人女性の手記を日本語訳。 日本はいつ彼女を解き放つのか?
Tweet日本でセックスワークを強要されたコロンビア人女性の手記「ヤクザに囚われた女——人身取引被害者の物語」を日本語訳。
母国でベストセラーとなった真実の物語は、「ニッポンスゴイ!」ブームで消すことはできない!
日本語版限定で、人身取引(ヒューマン・トラフィッキング)被害者をサポートするNPOライトハウスの藤原志帆子代表による解説、ジャーナリストの安田浩一による著者独占インタビューを収録。
親愛なる日本の読者の皆さまへ(マルセーラ・ロアイサ)
日本の状況を変えるための勇気に感謝を込めて(藤原志帆子)
Historia1 「ニマンエン」
Historia2 手錠
Historia3 くそったれ!
Historia4 ヤクザ
Historia5 路上と劇場
Historia6 取引き
Historia7 生還
著者インタビュー「日本はいつマルセーラを解き放つのか?」(安田浩一)
訳者あとがき(常盤未央子)
1978年コロンビア生まれ。1999年に来日し、セックスワークを強要される。2001年に帰国し、2009年に日本滞在中の出来事をまとめた手記(原題「ヤクザに囚われた女ー人身取引被害者の物語」=本書)が大ヒットし、2011年に続編(「過去の私、いまの私」=未訳)を刊行。その後、米国に移住し、人身取引撲滅のためのNPO Fundación Marcela Loaizaの代表として活動する。
1981年北海道生まれ。米国でウィスコンシン大学マディソン校を卒業後、人身取引撲滅のためのNPOに勤務。2004年に帰国しポラリスプロジェクトジャパンを設立(2014年にNPO法人人身取引被害者サポートセンターライトハウスに改称)。4000件を超える相談に対応し、320人以上の支援を行っている。ライトハウス代表。
1964年静岡県生まれ。週刊誌記者を経てフリージャーナリストに。主な著作に『ネットと愛国』(講談社+α文庫)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)など。
1972年長野県生まれ。愛知県立大学スペイン学科を卒業後、南米で6年間過ごす。2006年からNGOピースボートが企画する船旅の主催旅行会社に勤務。本書は初の翻訳書となる。
1978年東京都生まれ。米国オールド・ドミニオン大学外国語学部を卒業後、2005年からNGOピースボートスタッフに。現在はピースボートの船旅の主催旅行会社に勤務。本書は初の翻訳書となる。