谷 隆一 著
ジャンル:社会・歴史
四六判 256ページ 並製
価格:¥ 1,600+税
ISBN 978-4-907239-12-1
東京・東久留米の事例から「民主主義の崩壊」を描き、狛江と小平の事例から「その再生」を描く
Tweet「何かに不安を感じたときなどに、誰かと話せることが重要」國分功一郎(哲学者)
「うっかり市政革新をしてはいけないんです」矢野裕(元狛江市長)
民主党ブームとともに東京・東久留米に誕生した市民派市長の事例から「民主主義の崩壊」を描き、狛江市の長期革新市政と小平の市民運動の事例から「その再生」を描く。
映画監督・想田和弘氏推薦の地域密着ルポ。
まえがき 「わたしが投票しなくても——」というすべての人に
第一部 政権交代のち公約違反
プロローグ 「めぞん一刻」の町の失敗
第一章 迷走する市長
第二章 縮小する財政
第三章 踊る市議会
第四章 傍観する市民
第五章 風に流される選挙
第二部 地方自治再生のための処方
第六章 支えられた市長
第七章 立ち上がる市民
報道の章 エピローグとして
あとがき
1974年生まれ。東洋大学社会学部卒業後、広告代理店勤務、地域紙記者を経て、2008年に地域紙「タウン通信」(週刊、約10万部)を創刊。2011年に法人化し、株式会社タウン通信代表取締役就任。共著に『起業家という生き方』(ぺりかん社)がある。なお、地域情報はウェブサイトでも発信している(「タウン通信プラス」http://www.town-t.com)。