鄭 甲寿 著
ジャンル:社会・歴史
A5判、上製、320ページ
価格:¥ 2,700+税
ISBN 978-4-907239-17-6
ONE KOREA(朝鮮半島の統一)と「アジア市民の誕生」を目指す ワンコリアフェスティバル30年の足跡
Tweet「甲寿(カプス)、人生には空手よりも大事なものがあるんやで」
19歳の鄭甲寿(現・公益財団法人ワンコリアフェスティバル代表理事)に投げかけられた先輩の一言が、彼の人生をそして日本の市民運動を変えたーー
ONE KOREA(朝鮮半島の統一)とアジア市民の誕生を目指すワンコリアフェスティバルの30年の足跡を回顧する24万字!
はじめに 「ワンアジア」への挑戦
プロローグ
第1章 3つの国のはざまに生まれて
第2章 ワンコリアフェスティバルに向けて
第3章 ワンコリアフェスティバル草創期
第4章 「アジア市民」の理想に向けて
第5章 南北が主人公になる時
第6章 海を越えたワンコリア
あとがき
1954年大阪市生野区(旧猪飼野)生まれ、在日コリアン3世。立命館大学卒。現在、公益財団法人ワンコリアフェスティバル代表理事、韓国・東北アジア平和連帯理事。
国立民族学博物館共同研究員、大阪経済法科大学・アジア太平洋研究センター客員研究員、(特活)コリアNGOセンター共同代表、コリア国際教育振興会(コリア国際学園)副理事長など歴任。
コリアの南北統一と東アジア共同体をテーマとする「ワンコリアフェスティバル」を1985年より毎年開催、数万人規模の参加者を集める大プロジェクトにまで発展させ現在に至る。
編著書に『ONE KOREA』(東方出版)、著書に『〈ワンコリア〉風雲録ー在日コリアンたちの挑戦』(岩波ブックレット)があるほか、講演会やテレビ出演、新聞・雑誌への寄稿など多数。