大泉 実成 著 木村 元彦 著 梶田 陽介 著 加藤 直樹 著
ジャンル:社会・歴史
新書判 並製 160頁
価格:¥ 900+税
ISBN 978-4-907239-14-5
出版業界に生きるジャーナリストたちが、「ヘイト出版社」の内情に鋭く切り込んだ一冊。
Tweet他民族を嘲笑したり、排外主義を煽る「ヘイト本」は、すでにオワコン(終わったコンテンツ)となっている。
しかし、それらがどのようにして量産されたかを明らかにせずに、「再燃」を防ぐことはできない。
出版業界に生きるジャーナリストたちが、自ら立ち上がり、そのカラクリを暴くーー
はじめに 嫌韓反中本ブームを蘇らせないために
第1章 嫌韓誘導記事を量産した編プロ社員が語る「責任」(木村元彦)
第2章 「ガロ」から「大嫌韓時代」へーー(大泉実成)
第3章 花田編集長は「ヘイト本というほうがヘイト!」と逆ギレした(梶田陽介)
第4章 検証・『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった』(加藤直樹)
第5章 「ヘイト本」羊頭狗肉度ランキング(ころから編集部)
第6章 『マンガ大嫌韓流』発行人との対話(木村元彦)
おわりに エピタフ、そしてマニフェストへ
1961年東京都生まれ。デビュー作『説得』が講談社ノンフィクション賞を受賞。「水木原理主義者」を自称するほどの水木しげるファンで、代表作に『消えたマンガ家』などがある。
1962年愛知県生まれ。疾走プロダクションなどを経て、フリージャーナリストに。旧ユーゴの民族紛争を中心に取材。代表作に『悪者見参』『オシムの言葉』など。
1968年広島県生まれ。フリーライターを経てニュースサイト「リテラ」編集者。主に社会と政治分野を担当する。
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。単著に『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』がある。