木村 元彦 著
ジャンル:社会・歴史
A5変形、並製、200ページ
カバー装画は降矢なな
価格:¥ 1,700+税
ISBN 978-4-907239-43-5
創業70年を迎えた大阪・谷町六丁目の隆祥館書店の「闘い」から見える出版業界の姿。
藤岡陽子、小出裕章、井村雅代、鎌田實によるトークイベントを収録
いま「町の本屋」が消えていっている。
本が売れないから、というのは理由のひとつでしかない。
そこには、「売りたい本が来ないから」という理由がある。
「いらない本が送りつけられるから」という理由もある。
どういうことだろうかーー
創業70周年を迎えた大阪・谷六のわずか13坪の本屋「隆祥館書店」からいまの出版業界はどう見えるのか?
ジャーナリスト木村元彦が、町の本屋の「闘い」を丹念に描きだす。
1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。東欧やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。おもな著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、『蹴る群れ』(集英社文庫)、『無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』(ころから)、共著に『さらば、ヘイト本!』(ころから)など。