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時給7000円のデリヘル嬢は80万円の借金が返せない。

ころからの本

時給7000円のデリヘル嬢は80万円の借金が返せない。24歳のつばきとフーゾクの世界

つばき 著 うなばらもも イラスト

ジャンル:社会・歴史

A5変形、並製、168ページ
2024年2月刊

価格:¥ 1,500+税

ISBN 978-4-907239-70-1

女性の性売買当事者が事実をもとに漫画とエッセイで描くデリヘル嬢の過酷な日常。

 

私にお金を払った客はこう言う。「こんなこと早く辞めた方がいい」って。
産婦人科の医者にはこう言われた。「あんた、バカ?」と。
ただ、キレイになりたかっただけなのにーー高額エステにはまった24歳のつばきとフーゾクの世界!

「フーゾクしかない」と思いこんだ”あの時のつばき”に伝えたいことを漫画とエッセイで描きだす。
ありそうでなかった、女性の性売買当事者による漫画+エッセイ集!

はじめに


第1章 エステからのネットショップ詐欺
つばきはエステへ通いたくなった。
それはなんと彼氏ができたからだけど……お金の管理が苦手なことが原因でとんでもない方向に!


第2章 コンパニオンからのデリヘル
借金をつくったつばきは、知らない世界に入り込む。
そこは本当の闇の世界……つばきは闇の手によってあるショーケースの中に飾られてしまうことに!


第3章 潜入体験から性売買当事者へ
闇の世界からなかなか脱出できないつばき。
気持ち悪い生物たちに遭遇。
しまいには、心身ともに病気におかされてしまい、目的を見失うことに……


第4章 自分を愛せる人に
暗闇に潜むラスボスが現れる。
つばきは、どこまでもついてくる闇の手に引きずり込まれそうになりながら、最後の力を振りしぼる。
そこに、想像もしていなかった助け船が!


あとがき

【解説】本書を読む大人たちに知ってほしいこと(高橋幸子)

困った時の相談先リスト

つばき プロフィール

公立高校を卒業後に海外旅行し帰国後、団体職員を経て、リゾートホテルに勤務。職場のストレスが原因で借金が重なり、水商売と性風俗で働く。2016年末に『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』(マルセーラ・ロアイサ、ころから)に強く共感し自身の経験の執筆を決意。
2020年以後、ウェブデザインを学習し、現在は企業サイトの更新やコーディング業務に携わる。筆名は、韓国での性売買経験を手記にした『道一つ越えたら崖っぷち』(ポムナル、アジュマブックス)の著者名「春の日(ポムナル)」に対して、自身の心にはまだ春が来ておらず「心に冬が一生残り続けても、謙虚に咲き続けたい」ことから真冬に開花する椿(つばき)に決めた。

うなばらもも プロフィール

幼少からイラストや漫画を手がける。

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