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増補新版 風よ鳳仙花の歌をはこべ

ころからの本

増補新版 風よ鳳仙花の歌をはこべ関東大震災・朝鮮人虐殺・追悼のメモランダム

ほうせんか 著

ジャンル:社会・歴史

A5変形、並製、282ページ

価格:¥ 2,000+税

ISBN 978-4-907239-53-4

1980年代に東京・下町で一人ずつに尋ね歩いた「関東大震災時の朝鮮人虐殺」の記録集を増補して復刊。

 

1980年代の荒川河川敷にジェノサイド被害者の遺骨を探し、10年にわたって、のべ150人に聞き書き調査した市民グループ「ほうせんか」。
市民の手で掘りおこされた記録集『風よ鳳仙花の歌をはこべ』(1992年刊)にその後30年の歩みを加え、新たな装いで復刊!

刊行にあたって

◉第1部 荒川河川敷に探して
はじめに
第1章 埋め戻された穴/荒川土手に埋められた遺骨をさがして
第2章 すえられた機関銃/旧四ツ木橋での虐殺
第3章 事件の現場を歩く/隅田・寺島・吾嬬・亀戸
第4章 疾走する軍隊/総武線以南
第5章 韓国を訪ねて
朝鮮人殉難者追悼碑の建立にむけて

◉第2部 荒川土手を越えて
第2部のはじまりに
第1章 地域に根ざすことを願って
第2章 河川敷での建立を目指して
第3章 土手下の追悼碑
第4章 その後の活動

増補版あとがき

年表
資料
索引

ほうせんか プロフィール

任意団体「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」(1982年発足)と一般社団法人「ほうせんか」(2010年創立)の総称。1992年に本書の底本となる『風よ鳳仙花の歌をはこべ』(教育史料出版会)を刊行。
現在はフィールドワークや会報などで虐殺事件を伝え、犠牲者追悼の碑を守り、小さな資料館でもある「ほうせんかの家」を運営している。毎年9月第一土曜日午後には、木根川橋下手の荒川河川敷で犠牲者追悼式を行っている。

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